土に触れ、自然と向き合う中で学ぶことを大切にしています。
昇陽中学校からスクールバスで約40分の場所に本校専用の畑が広がる城山キャンパスがあります。
生徒たちはここへ定期的に通い、四季折々の農作物を育てています。
土に触れ、耕し、種や苗を植えて、育てること。仲間と協力して1つのことをやり遂げること。
教室の中では学べない大切なことを吸収できるのが、農業体験です。
畑で作業する生徒たちの笑顔から、この体験を通して貴重なものを得ていることがわかります。
四季を通じてたくさんの作物が取れるよ!
春にはエンドウ、夏にはトウモロコシ、秋には栗やサツマイモ、冬には大根。温室の中でブドウも栽培されています。作物は家に持ち帰って、家族みんなで「いただきます!」自分でつくったからこそ、なおさらおいしく感じます。
城山キャンパスの主な施設
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校舎 -
教室 -
シャワー室 -
グラウンド
interview

収穫した大根はとてもおいしかったです。
[小山 海皇くん]
祖母が花が好きで、植物の栽培はよく見ていましたが、本格的に作物をつくるのははじめてでした。城山キャンパスでは、夏の暑い時期に草取りをしたり、水やりしたりするのはたいへんでしたが、みんなといっしょに協力してできました。今年は大根がたくさんとれ、家に持ち帰ったら母がすきやきをつくって入れてくれました。美味しそう!

農業体験で友だちとさらに仲良くなれました。
[大辻 奈有子さん]
農業体験は畑の雑草を抜くことから始めて苗を植え、水やりをするなどたいへんです。でも、作業をしているうちに同級生とさらに仲良くなれて楽しかったです。私は虫が苦手なのですが少し虫にも慣れましたよ。秋に収穫したサツマイモは家で母が大学イモにしてくれて食べました。自分たちでつくったからか、お店で買うよりおいしく感じました。
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農業指導員 真栄田 健先生
大きな畑で、種まきから収穫までの農業体験ができます。秋には栗拾いもできますよ。