校長ブログ

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2020-04-08

中学校・高等学校入学式式辞

                  中学校入学式式辞

 本日、春爛漫の桜の下で、皆さんと入学式を挙行する運びになっておりましたが、新型コロナウィルスの世界的な流行の影響で、このようなホームページ上の挨拶となりました。また、保護者の皆さまには、最愛のお子様の入学式を心待ちにしていたかと推察されます。皆さまには申し訳なく、また、ご理解の方、よろしくお願いいたします。
 さて、入学を許可しました新入生の皆さん、入学おめでとうございます。今、学校に対して不安と期待の気持ちが去来していると思いますが、これから本校で早く自分の居場所を見つけ、元気に明るく輝いてほしいと思います。
 本校は、大正13年に淀之水高等女学校として創立された伝統ある学校です。初代理事長の木村幸次郎氏が説かれた「奉仕のこころ」の建学の精神を下に、女子教育に邁進し、社会に貢献できる人材の育成に努めてまいりました。平成22年に校名も昇陽中学校・高等学校と改称され、男女共学となりましたが、建学の精神は生き続きています。その思いやりと社会貢献の精神は受け継いでほしいと思います。
 また、そうなるためにも新たに決意してほしい事があります。
その一つが、自分の目標に対して誠実に向き合ってください。近道ばかり考えても、実現しません。あえて遠回りをして、基礎・基本から継続させる必要があります。元プロ野球選手のイチローは「成功は、才能ある者に訪れるのではなく、結果が出なくとも、地道に続けられる努力のスタミナのある者に訪れる。」と言っています。努力や謙虚さは裏切りません。自分の目標に対して誠実に向き合って下さい。
ふたつ目は、自分の成功や幸せは自分だけで得られるものでないことを知ってください。
皆さんは、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」という童話を知っていますか。貧しい家庭のジョバンニとその唯一の友カンパネルラが、ともに銀河鉄道の不思議な旅に出ます。いろいろな人との出会いと別れを経験して、「人のさいわい=幸せ」のために生きる事を誓います。しかし、ジョバンニはその銀河鉄道の旅の夢から覚め、夢であったと分かるとともに、ジョバンニが夢を見ている間に友カンパネラが川で人を助けたために亡くなったことを知るのです。その時、ジョバンニは、かけがいのない存在を失い、人の幸せとは自分だけのものではない事を知るのです。本校でも、人との「つながり」を求め、一生の友や一生の師を作ってください。そんな人々とのめぐり合いを大切にしてください。
 昇陽中学校には、部活動や勉学に勤しむ生徒が多くいます。しかし、部活動の強さや学力の偏差値だけで人物評価はしておりません。スポーツを通して、思いやりや助け合いのスポーツマンシップやフェアプレー精神を、勉強で言えば、読書や農業体験などを通じて、思考力や判断力に必要な地頭を鍛える事を大切にしています。そして、先ほども言った、何事にも誠実で人々とのめぐり合いに感謝できる素敵な若者になってほしいと思います。
 最後になりましたが、保護者の皆さまには、お子様のご入学改めましてお祝い申し上げます。今回新型コロナウィルス流行で入学式を挙行する事はできませんでしたが、今後は教職員が一丸となってこのような状況に負けず頑張ってまいります。保護者の皆さまにも、お子様に対して、愛情深く、時には毅然として見守っていただき、本校教育活動にもご理解とご支援のほど、よろしくお願いいたします。
 それでは、新入生の皆さん、自分の可能性を信じ、輝く未来を作らん事を祈念して、私からの式辞といたします。
          令和2年4月8日
                         昇陽中学校長  竹下 健治

  
                   高等学校 式辞

 

 本日、桜満開の下で昇陽高等学校入学式を挙行する運びになっておりましたが、新型コロナウィルスの世界的な流行の影響で、このようなホームページ上の挨拶となりました。保護者の皆さまにも、ご迷惑をおかけする事、お詫び申し上げます。また、ご理解の方よろしくお願いいたします。
 さて、入学を許可しました新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員一同、心よりお祝い申し上げます。特に、皆さんは「SHOYO2020」の学校改革の年に入学し、共に新しい夢の実現に向かって頑張っていきたいと思っています。
 本校は、大正13年に淀之水学院として創設された伝統ある学校です。初代理事長 木村幸次郎氏の「奉仕のこころ」の建学の精神のもと、女子教育に推進し、社会に貢献できる人材を輩出してきました。また、平成22年に校名も昇陽中学校・高等学校と改称され、男女共学となりましたが、建学の精神を引き継ぎながら、8コースで人材育成を図ってきました。私も、学校の教育方針を「奉仕のこころ~For Others~ 志高く」として新しいコースを立上げ、従来のコースとともに、皆さんが最も輝く居場所を作ろうと思っています。皆さんは、私が学校説明会で「人は輝くために生まれてきた。」と言っていたことを覚えているでしょうか。自分に自信がないとか、自分の将来に漠然と不安であっても、下を向く必要はありません。本校で、共に悩み、共に考え、自分に合った道筋を定め、思いっきり輝く居場所を作ってほしいと思います。そのために、皆さんの将来選択ができる多くのコースと数々の部活動などを用意しています。しかし、輝くためには、知ってほしい事があります。
 その一つは、自分の目標に対して誠実に向き合うことです。近道ばかり考えても、実現しません。あえて遠回りをして、基礎・基本から継続させる必要があります。元プロ野球選手のイチローは、「成功は、才能ある者に訪れるのではなく、結果がすぐに出なくとも、努力を地道に続けられる努力のスタミナのある者に訪れる。」と言っています。努力は裏切りません。勉強や実習や練習に向き合う姿勢を大切にしてください。
 ふたつ目は、「つながり」を求め、一生の友や一生の師を作ってください。私が言う友とは、仲が良いだけではありません。ある時は、ライバルであり、的確で辛口な助言者であり、寝食を共にする生活者であり、気持ちに寄り添う共鳴者でもあります。友とは、皆さんを揺り動かす存在であり、安心させる存在です。これから起こるであろう問題や課題、大人への壁は、なかなか一人では解決しません。そのような時でも、後ろから支え、本当の気持ちが出せる、解決のための補助線を引ける「頼れる友」になってください。何事にも誠実に向き合う。「努力に勝る天才はなし」。また、「つながり」を大切に一生の友を持つと言いました。忘れないでください。
 眼前の、世界につながる広い海は、穏やかな時は少なく、暴風が吹き、漆黒の海になる事もあるでしょう。しかし、「穏やかな海では、良い航海士は育たない。」と言われています。厳しい海にこそ、知恵と勇気をもって挑戦してください。そして、三年後には、平然と自信をもって大海原に出航できる事を期待しております。
 最後になりましたが、保護者の皆さまには、お子様のご入学改めましたおめでとうございます。今回コロナウィルスの流行で入学式を挙行する事はできませんでしたが、教職員を一丸となって、このような国難とも言える状況に負けず、新しい学校づくりに頑張っていきたいと思います。今後とも、本校への教育活動に対して、ご理解とご支援をお願いいたします。新入生の皆さん、「人は輝くために生まれてきました。」共に、夢の実現を目指し、頑張る事を誓い、私からの式辞といたします。
            令和2年4月8日
                           昇陽高等学校長 竹下健治

 

 

     中学生新入生代表 「宣誓」           高校生新入生代表 「宣誓」

      僕たち 新入生一同は              わたくし達 新入生一同は
      昇陽中学校の 生徒としての           本校の生徒として
      誇りを持ち                   普段の学習、部活動において
                              切磋琢磨し
      勉学や部活動に 全力を尽くし          自分たちの進路の実現に向けて
      先生方や先輩方の                大きく歩みだすことを
      温かいご指導を 頂きながら           誓います
      充実した 中学校生活を
      送ることを 誓います

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